振り返ってみて良かった行動②
さて、前回の記事からの続きです。
自分なりに良かった行動、残り3つについて書いていきたいと思います。
3.適応障害について自分なりに調べたこと
これは親に伝えることや友達に相談することにもつながるのですが、やはり自分の今の状態や状況を伝えるためにも診断された「適応障害」をまずは自分がよく知ることが大事だと思いました。たとえば私はこの本を買いました。
発症した時期や状況はもちろん違えど全く同じ「適応障害」。しかも漫画でわかりやすく描写されているため、理解しやすい!私は母親を心配させないように、自分で読んだ後にこの本を貸しました。母親はすぐに読んでくれて、「著者の方とても辛かったんだろうな、あなたもそんな感じなのね、無理しないでね」と連絡をくれました。
そのほか、同時期にHSPの本も買いました。HSPの話はまた長くなりそうなので今度するとして、まずは「適応障害」についてネットや書籍などを活用して理解すること。その理解の過程で今の状況やこれまでの経緯を深掘りしたり因数分解してみると、自分の知らない自分の性格や考え方について新たにわかるかもしれません。私の場合それが、HSPだったというわけです。なので、そこで自分ってもしかして気分屋かも?もしかして他人より気にしいな性格かも?と思ったら、そういった性格や心理学の本なども併せて読んでみるといいかもしれません!
4.親に伝えたこと
これは以前の記事で友人に言われたことの繰り返しになってしまうのですが、やはり実際に伝えた身として改めて思いました。
親との関係性が良好なら言った方が、サポートも受けやすいですし、何かあったときも相談にのってくれるスピード感が違うのかな、と思います。とはいえ、親との関係や距離感は人それぞれ。「親に言うこと」という行為そのものに巨大なプレッシャーがかかったり不安が襲ってくるようなら一旦待つのもありだと思います。
5.人事に直接話したこと
実は、クリニックの先生からは「診断書を直接渡しづらかったり、人事の方に言いづらかったら、郵送でもいいです。」と言われていました。けど、私の場合はその時、作業途中の仕事があり、責任感もあり、その作業を終えてから休みたい旨を人事の人にきちんと伝えたかったのです。
とはいえ、これも会社の規模や休むときの心理状態などにもよると思います。私の場合は小さい会社規模で人事も優しいお姉さんだったので言いやすい部分は大いにあったと思います。心理状態もギリギリっちゃギリギリアウトだったかもしれませんが、でも、こういった内容は直接伝えるべきだと直感で感じていました。
今思えば、私の責任感の強さによるものかもしれませんし、そもそも前の会社はチャットツールを積極的に使う会社だったのでチャットツールで完結してもよかったかもしれません。ただ、直接話したことで、クリニックの先生に言われたことや発症にいたるまでの詳しい経緯、今の自分の状態などを話せました。これで人事も私のことについて理解を深められたと思いますし、この行動は良かったのかな、と思っています。(チャットでもできなくないけど純粋に長くなるので)
その後、休んでからはチャットツールで連絡をとりあっていましたが、最初にフェイス・トゥ・フェイスで話したからスムーズにチャットでもコミュニケーションをとれているのかな、と思ったり。
・・・といった感じで5つ紹介してみました。
誰かにとって少しでも前に踏み出せるきっかけになれば幸いです。